昔のサラ金

昔のサラ金

サラ金・・・この名前最近聞きませんよね、でも昔は良く聞いたものです。

 

サラ金とは、サラリーマン金融の事、バブルがはじける前の高度成長期の頃、
サラリーマンを主としてお金を貸し出していたところをそう呼ぶようになりました。

 

そう、今でいう消費者金融ですね。

 

でも、当時のサラ金は今の消費者金融のように安全ではありませんでした。

 

トイチと呼ばれるような違法な金利で貸し付けをしたり、貸し付けの上限もありませんし、
激しい取り立てに耐えきれず自ら命を絶つ人さえいたくらいです。

 

 

残酷な現実ですよね。そう、当時のサラ金は今の闇金と同じだったのです。

 

債務者とサラ金業者のあまりにもひどい状況に、政府が打ち出したのが「貸金業法」です。

 

これは、債務者の年間の給料の1/3以上貸してはいけない。法で守られた金利しかかけてはいけない。

 

非人道的な取り立てをしてはいけない。などを打ち出したものです。

 

時代は流れて今は安心になった消費者金融の中に、まだ昔のサラ金のような「闇金」が存在しているようですから、気を付けてくださいね。